日本初!留学生の就労ビザが認められました

2014.06.19 Thursday

6月17日、ナカムラの卒業生のパク・スンホさん(韓国出身)が農林水産省の「日本料理海外普及人材育成事業」の適用により、日本での就労が認められました。
この事業は今年の2月から開始したのですが、今まで認められた留学生はおらず、パクくんが日本で初めて認められたことになりなります!

日本は外国人の就労には大変厳しく、調理や製菓・製パンなどの専門学校を留学生が卒業しても日本では就職はできず、母国に帰らなければなりません。
しかし、昨年の和食のユネスコ無形文化遺産登録により、留学生が調理師学校を卒業して日本料理店に就職する場合に限って、2年以内で働けるこの制度ができたのです。

そして先日、ナカムラを今年3月に卒業した韓国からの留学生パク・スンホさんが福岡市内の和食店「たつみ寿司総本店」で調理の仕事をすることが認められました。
パクさんはナカムラ在学中からたつみ寿司でアルバイトをしていました。
自主的に早朝の魚市場に出向いて魚の知識を深めるなど、熱心に勉強していたそうです。
将来、母国の韓国でのお店を開くことを目指しており、これを機会に本格的な和食を学び、ぜひ夢を実現してもらいたいものです!


<西日本新聞 平成26年6月19日朝刊に掲載されました>


<調理師科2年コース卒業 パク・スンホさん(韓国出身)>

■日本料理海外普及人材育成事業について:
日本の調理師学校(正式には厚生労働大臣指定の調理師養成施設)を卒業し、調理師免許を取得した外国人が、日本料理を海外で普及させることを目的としてつくられた制度で、農林水産省が認定した場合、日本国内の和食店で2年以内の調理業務に従事するための「特定活動」の在留資格(ビザ)が発給されます。
和食店には、会席料理のほか、寿司、うどん・そば、お好み焼きなどの店舗も含まれます。

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